2014-01-01から1年間の記事一覧

「老いてゆく中で」

若さを保つことや善をなすことはやさしい すべての卑劣なことから遠ざかっていることも だが心臓の鼓動が衰えてもなお微笑むこと それは学ばれなくてはならない それができる人は老いてはいない 彼はなお明るく燃える炎の中に立ち その拳の力で世界の両極を…

私が愛したスパイ

追われるより、追うほうが楽しい。 友達の日記を読んで、作業の手が止まってしまった。 「追いかけていたい」と思った。 さて、私は、いつになったらこの国から出て行けるんだろうか。 それとも、港を眺めて過ごすのだろうか。

気づいたら退職

退勤し、たまたまの約束していた学生と激しく飲んできた。 帰り道、激しい雨が降ってきた。 家鍵を職場に忘れたので、明日も退職した職場に行く。 素敵な花束に感謝。 でもまだやるべきことは残っている。 非常勤先の大学生が、来年授業がないことを寂しがっ…

函館スタディツアー

二泊三日で函館に行ってきました。 はこだてで行われている国際科学祭は、ずっと、存在は知っていました。行ってみたくて、でも、一昨年も去年もやり過ごしました。言い訳としては、費用がないとか時間がないとか。博論を書き終わって、次の職場に移る前。こ…

何も自分の中にない。彼方。

ちょっといいことを日々探していくことが 楽しいと。教えてくれた、あなた。 毎日を、それでも私たちはよく生きていきましょうと教えてくれた、 また別の、あなた。 私はその辺を、上手に都合よく混ぜ合わせ、 日々、いいことを探し、きらきら生きています。…

手を振る

大学の時からの友達が、家族を連れて職場に来た。彼女には3歳の娘と、もっと小さい息子と、パートナーがいる。彼女はフランスに移民している。私には同世代の友達が少なく、女性の友達はさらに少ない。その中で、希有な存在である。 そもそも、大学の時、彼…

交差路

神戸大に初めて行きました。かなり山の上高くにあり、見晴らしが良かったです。 面会相手の先生には、いきなりメールを送って時間を作ってもらったかたちです。 学会ではお話を聞いたことがあったし、単著も読んでいたけれど、直接話すのは初めてでした。勇…

「知をひらく、知をつなぐ。―『知の技法』から20年―」

先日のシンポジウムの開催報告が掲載されました。 http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/2014/08/09/20.html もう一度、高い高い象牙の塔としての大学、その必要を感じる。 という話題・問題提起もあったのだが、報告記事には入らなかった。 私は、案外、そこ…

嵐の晩に

雨が降ったら、一回休み。 止まない雨は無いから雨の日に無理することはない。 明日は満月だそうで、 嵐でさまざまな塵が吹き飛ばされ、 きっと空が澄んでいて、良い夜なのではないかと思う。 もっとも、満月よりも風情のある月もあるとも、思うけれど。

省察のタイミング

不安と閃きは背中合わせ。 暗がりに突っ込んで行かなかったら新しいものは手に入らないが、 闇雲に探しても、何も見えないから手に入らない。 ーー 今日は、非常によろしくなかった。 先週頭から小さなつまづきが続いており、 皺寄せは徐々に来ており、完全…

乙女

ひとはむずかしい 乙女 は便利だ、 乙女が難しいのか、乙女に対応する何かが難しいのか、 結局、だいたいの困難さを、雑に置いたまま進める。

ぎゅいん、ぎゅわん

朝から猛ダッシュでやって、かなり仕事が前に進みました。 毎日こんな感じでやれたらいいんでしょうが、ムラがあります。 10時から18時まで休憩無しで濃く考えました。 (単なる8時間勤務という気もする、普段どれだけ働く時間が、、、) IQの話を先日某所で…

別れは小さな死

私はいつも、<Sein zum Tode>を想っている。 Partir, c'est mourir un peu.(別れは小さな死) よのなかには、大変すばらしいことわざがあるようだ。 アルフォンス・デーケンの本、『新版:死とどう向き合うか』の中で知った。 死、それは、それは、とても…

流動的

どうやら、過渡期、転機がきている人が周りに多いようで。 仕事の仕方を考えていかねばなるまい。

晩年

トウキョウは暑い、死が近い。 毎日をより一層楽しもうと思う。 長生きはしない。酒飲みだから。 毎日が、ばちばちと輝いているのよ。 新しき世界、めくるめく愛がいっぱい。

新しい本の企画が通る

高齢者化社会に向けた学習に関する書籍を出版する方向で、企画書を出していたものについて出版社から許可が出ました。 編者として本を作るのは初めてなので、新しいことがたくさんあると思います。 わざわざ大変そうなことに突っ込んでいってしまうのはなん…

AIR MAIL

もしかすると、私が送ったあの絵葉書は届かなかったのかもしれない。 そう思うと気が楽になる。確かめることもないまま、時間が過ぎていく。 届かないものがたくさんある、そんな中、私は漫然と息をする。 送った手紙の三通に一通は届かない。そんなものであ…

夏休みの自由な研究

先日経験した些細なすれ違いで、かなり凹んで2日くらい何も原稿を書きたくなくなっていたが、今日何もやりたくないと思いながら寝っ転がっていたら新しい書籍企画について、抜群のひらめきがあったので、即そっち方面、読みまくろうと思う。あとはアポイント…

評判が悪いらしい

「あなたの博論は拝見しましたし、うちの研究室内でも評判が悪いです。そのような博論は拙速でも私は書きたくはありません。」と、SNSで言われた。そのツイートはすぐ消されたが。なんだったんだろう。 攻撃されたとは思っていない。審査で読んでいただいた5…

お喋りな人たち

考えたこと書きたかったことが山ほどあったけれど、 本日しごとおわり、そこでの最後の会話で腑に落ちてしまい。 全てが飛んだ。 お喋りは重要だ。少なくとも、私の人生にとって! 誰と、いつ、話すか。話せるかが、極めて重要だ。 あなたよく喋るわね、それ…

もやもや

研究者で、博士課程以上の人が、結婚とか言うと、 どうでもいいのでどうにでもしたらいいけど別れるかもね、 だって、私たち研究大事だしね、と思う。 恋愛は別。 結婚と全く別で考えてはもらえないものかと思うけれどそうも行かないあれこれがあるので、め…

ひさびさゼミ発表

本日のゼミ発表終了、今後の課題をいただきました。 批判的検討のため、レビューしなきゃいけないとわかっているので時間をとります。 60分はなかなか大変長い。。。 疲れたので寝込みそう。一刻もはやくワインを摂取したいです。

上向き

しんどかろうと暑かろうと、おしごと運は上にしか向いていない。 運に身心をついていかせるのみ。 打診先からお返事がくる、会ったら断られるパタンはありうるけれど 少なくとも無下にはされず、きちんと土俵に乗るところまでは順調。

山・谷

久々に憂鬱がひどい。 なんでだろう。気候のせいか、今朝から何もかもうまくいかない! 想定より早くネイルを修理した。不必要に欠けるネイルを直すのは時間の無駄である(決めた周期でパンクチュアルに塗り直したい)。施術者には、できるだけ持ちの良いよ…

感謝

私は、今、あなたを好きだという気持ちを書き残すし それを今後削除しないことを誓う。 書き足すことはあっても、消さない自分で居たいと思う。 これは、今後もあなたを好きでいつづけることを誓うこととは毛頭、異なる。 私は、今まで好きであった全ての人…

透明なのか

私には、媒介者として自分が限りなく透明でありたいと思う気持ちと、 そうしか振る舞えないから正当化しているのではないかという疑念とが ないまぜになってくることがある。 透明になんて人間はなれっこない。 もしそれができているように小林康夫先生に見…

君を想う。故に、今日も生きる。

君に対する賛辞を、私は、日本語でしか思いつかない。 ーー 私は、昨日のシンポジウムでのパネル外登壇時間は5分、スライド4枚だったっけれど、そこで、戦争への不安と民主主義について、なぜ対話が必要であるか、対話を継続していく文化への想いはつっこ…

文化祭の思い出

中学3年の頃を、今でもはっきり思い出します。 ーー 中学2年のとき、年上と大事な恋愛をしていた。 中学と高校で、その学年差から学校が離れてしまった。 「私、あなたを待っているからね!」そう言うメッセージを、1年前先に卒業してしまった意中の先輩に全…

背負えない

大好き(!!!)な人の一人、京都外国語大学の村上先生に、研究会後、 先日言われたこと。 森さんは「背負わない系」だというお言葉。 すこし悩ましく思ったけど、しばらくたってありがたくいただきます。 数年前、学会で論文賞いただいたとき、本当に涙が…

卒業制作

飲み会で、誰かが、そう言った。 うまいこと言ったものである。 私は、自分の新しい就職先が決まりかけたとき、お別れ会とか色紙とか要らないから、自分の退路に自分でパーティーを企画したかった。 それは、私にとってそれ相応の、頭を使う、派手な機会をし…