2011-01-01から1年間の記事一覧

暗闇

一寸先は闇 いいのではないだろうかと。 一寸先が闇でなかったら??? 暗闇が無かったら。 きっと私の毎日はとても退屈でつまらない。 暗闇とは彩り。 そんなことを考えながら、今日も夜道を帰りました。

常勝

私は全勝がどうかはわからないのだけれど、常勝だし不敗だなあと思う。 今まで、面白いことに、ごろごろ出逢っている。 辻褄があえば、それまでのことは複線でしかない。 短期ビジョンでの勝ち負けという考え方がそもそもどうでもいいのではないかという気に…

おもちゃ箱の整理

「はりねずみのおもちゃ箱」(はてなダイアリー)を整理した。 http://d.hatena.ne.jp/hari_nezumi/ 2006年から2011年まで、研究やらワークショップやらいろんなこと。 最近までの日記は別なところで書いていた限定公開のものだったので、 はてなダイアリー…

時間

最近、「1日の中には何日入っているんだろう?」ってわりと思う。 朝の自分と夜の自分では、もう同じ1日を生きている実感がまるでない。

こだわり

選択肢ひとつひとつにこだわらない。 何を選んだかということ、それはあまり重要では無い。 むしろ意味を求めないくらいでもいい。 出逢えたことにこだわる。 出逢えたということにだけ、こだわる。 それが、私にとって、どうしてもこだわりたいこと。 そこ…

不実な恋は美しい。あるいは、動的平衡系はいかに許容されるか。

“秩序は守られるために絶え間なく壊されなければならない。” ”なぜか?ここにシュレディンガーの予言が重なる。シェーンハイマーの死語3年して出版されたシュレディンガーの『生命とは何か』で、彼は、先に記したように、すべての物理現象に押し寄せるエント…

まぼろし

“外見のかっこよさは,容易に偽装できる。Twitter での発言を取りつくろうことによって,自分を本来あるよりもカッコよく見せることは簡単である。女が化粧で美しくなって男を騙すように,男は偽りのカッコよさを作り上げて女を騙す。” “ただし,そんな男に…

泣けるいちご 

ふと思いだし、とある旧友と、最近よく話すようになった。 彼はバーテンダーである。私は彼が駆け出しだった時から知っている。 きっかけは、当時住んでいた家の近くのダーツバーだった。 ダーツもしないで深夜カウンターで本読みながら酒のことを勉強してノ…

めんどうだけどこれだけは書いとこう。

旧友と話した。別の仕事をしている友達。。 なぜか飛び入りで。同業者っぽい人の比率も高まった。 めんどうだけど、今日、思ったこと、これだけは書いておこう。 いつも、いつも、待ってくれている人に感謝。 私を待つとは相当な忍耐力だと思うので、そのこ…

粥の味

うちには8歳の小さな人が棲んでいる。私は彼のことを、便宜上、8歳児と呼んでいる。 8歳児は毎日大変愚かなことを言う。それに対し、私は時に腹立たしく、時に腹を抱えて笑う。 さて。そんな彼が月曜日、胃腸を壊した。そんな彼に、私は粥をつくった。 月曜…

過程を記録するという習慣

twitterが、いとも容易く可能にしてしまうことのひとつに、状況を記述することがある。 状況といっても、観察のようにではなく。 思ったことも、いろんなことを、不確かなことも織り交ぜて。 ※実況中継、とまで言ってしまうと肩が凝るのであまりこの言葉を好…

FIXかOPENか

航空券にはいろいろな表記があって、条件によって待遇や変更可能な範囲などの規則が違う。 券面によって、当然値段も違う。 乗ってしまう、乗れてしまえば同じ? 同じ飛行機に乗ることが出来るし同じ目的地に着く。 でも、そこに至る条件が違う。

根回し

根回し(ねまわし) - 語源由来辞典 根回し(ねまわし)とは、樹木を移植する際に、先立ち準備する一連の作業のことで、それが転じて、物事を行う際に事前に関係者からの了承を得ておくこと(下打ち合わせや事前交渉などの段取り)をも指すようにもなったら…

会議を回す

「君はよく『会議を回す』って言っているけど、なんでなの?会議は『進める』ものではないの?」 そう指摘されるまで気がつきませんでした。この指摘はとても新鮮でした。 ちょっと考えてみました。わたしには、「進める会議」と「回す会議」があるような気…

正統的周辺参加(LPP:Legitimate peripheral participation)

“正統的周辺参加(LPP:Legitimate peripheral participation)とは、「社会的な実践共同体への参加の度合いを増すこと」が学習であると捉える考え方。レイヴとウェンガーによる「状況に埋め込まれた学習」の翻訳とともに日本でも活発に議論が行われるように…

ニューヨークってどういう意味?

“司馬遼太郎氏は、中学校時代、英語が嫌いであった。授業中に「ニューヨークとはどういう意味ですか?」と先生に質問したら、「そんなばかな質問をするな」と叱られたからだとか。 司馬氏は、「New York =ニューヨーク」といった単なる言葉の言い換えではな…

「人間性に関わるすべての学問は、ある共通の絆をもっている。」

Omnes artes, quae ad humanitatem pertinent, habent quoddam commune vinculum. 「人間性に(ad humanitatem)関わる(pertinent)すべての (omnes)学問は(artes)、ある(quoddam)共通の(commune)絆(vinculum)をもっている(habent)。」 キケロの…

Re.

何度も何度もこっそり見るのです。 擦り切れるほど見るのです。 艶やかです。ふわふわです。あたたかいです。 返す言葉が足りません。何も見つかりません。 言葉をいつも、ありがとう。

女優

だってすきなんだもん。 どんなにつらくてもそばにいたいんだもん。 泣き顔で振り向きざまに叫ぶ、この台詞の破壊力たるや。 このシーンを演じているのが、深田恭子、だからこその情感。 すなわち、彼女は「芹菜」ではなく、「女優:深田恭子」なのだ。 女優…

煩悩

論文を書きたい。 研究がしたい。 本がほしい。 抱えきれぬほどの本を買いたい。 書きたい。 書きたいことがあります。 本を出したい。 一緒に寝たいひとがいます。 話したいひとがいます。 行きたい場所があります。 冬が好きです。 食べたいものがあります…

「書かないこと」

研究者の仕事のひとつに、書くこと、がある。 どこに何を書くか、というのはとても重要なことなので、いろいろ考える。 それでも、どこかに「書けること」というのは、ほんの僅かである。 「書かないこと」の方がものすごく多い。

再評価の歴史

『現代デューイ思想の再評価』という本を再読している。 デューイの思想は、日本の教育で3回受容されたとよく指摘される。 そこを2回とみる考え方もある 1度目は大正自由教育、 2度目があるとするならば戦後すぐのGHQによる教育政策(ここを内発的でないし定…

なぜ質問するのか。

“M2の時,どうすれば切れ味のある効果的な質問ができるか悩んでいたら,とある先生に「質問は知りたいことを知るためにするんじゃないのか?」と諭された.自分にとって本当に知りたいことであれば「実験時の温度は?」だって意味があるし,切れ味を持つこと…

まるみ。

最近、とみに、自分の考え方や行動がマイルドになってきた。 まるみを帯びているなあと思う。大丈夫かな、おい。。

【書籍】Theories and Approaches to Learning in the Early Years

By focusing on key figures in early years education and care, this book considers the influential thinkers and ground-breaking approaches that have revolutionized practice. With contributions from leading authorities in the field, chapter…

“「ものづくり教育」のできる「人づくり」に取り組みます。”

”東京学芸大学では、2010年度から、小学校教員養成課程に、「ものづくり教育選修」を新設することを計画し、その準備をしているところです。今まで小学 校の教員養成では教科を中心とした選修(国語科教育選修や算数科教育選修など)のみでしたが、「ものづ…

即興劇に関する小学校での教育実践

”劇の授業は毎週一回あります。「劇の本」という教科書を使った授業と、学期ごとに開催される発表会の準備のための授業の二通りがあります。「劇の本」には劇に関するゲームや、表現活動のさまざまなパターンなどが載っています。その中に即興劇という項目が…

恋愛小説といえば。

”これをしも恋愛小説というべきであろうか。発端の1章を別とすれば続く2章だけが恋と誘惑にあてられ、残る7章はすべて男が恋を獲たあとの倦怠と、断とう として断てぬ恋のくびきの下でのもがきを描いている。いわば恋愛という「人生の花」の花弁の一つ一つを…

敬意を払って筋を通す

最近、大学生との飲み会に行ったとき。 「君何歳?」とか「あなたは何年生?」とか、浪人したしないとかそんなことをすごく言っているのを聞いた。 そういう時代私にもあったんだっけ?思い出せない。とりあえず、できることとできないことに、学年での差を…

緩やかな成長、あるいは老けにくさ

アスペルガー症候群の研究者であるクリストファー・ギルドバーグは、アスペルガー症候群の人の特徴の一つとして、「緩やかな成長、あるいは老けにくさ」を あげています。学齢期には、年齢相応よりまじめで周囲の冗談になじめず、見掛けとしては成人になって…