卒業制作

飲み会で、誰かが、そう言った。

うまいこと言ったものである。

 

私は、自分の新しい就職先が決まりかけたとき、お別れ会とか色紙とか要らないから、自分の退路に自分でパーティーを企画したかった。

それは、私にとってそれ相応の、頭を使う、派手な機会をしたかった。

それは私には、知的かつ耐力的にしんどいものである必要があった。

 

私は、進まなければならない。私は、越えることでしか、進めない。

よく生きるために、年を取るために、私は、毎日、しっかり生きなければならない。

1日も無駄にしてはいけない。

私は、今日を、明日死んでもいいように楽しく飲みほしたい。

 

明後日は大きなイベントがある。全力で楽しもうと思う。

みんなありがとう、いつもごめんね。