2011-11-23 恋愛小説といえば。 ”これをしも恋愛小説というべきであろうか。発端の1章を別とすれば続く2章だけが恋と誘惑にあてられ、残る7章はすべて男が恋を獲たあとの倦怠と、断とう として断てぬ恋のくびきの下でのもがきを描いている。いわば恋愛という「人生の花」の花弁の一つ一つを引きむしり、精細に解剖しようというのだ。近代心理小説の先駆をなす作。” コンスタン『アドルフ』 中学の時、読んで迂闊にも共感してしまった。 オススメの恋愛小説です。