経験者が基礎だと思うことが、ものすごく分厚くなってしまうという、あるある。
ワークショップとか質的調査とかを教える、となったとき。今の時点の自分から見た基礎を語るだけでは駄目だなとよく思う。1番最初、自分が手探りで学んだときに時間を巻き戻して、そのときにあったら良かったと思えること、当時辛かったことを考える。最初の一段を考える。誰にとっての「基礎」なのか。
経験を積むと、どうしても見えなくなるもの、聞こえなくなるものがある。それでも、想像力を働かせ、時には直接聞いて。基礎とは何なのかを考える。
