特殊演習(質的調査法)も3年目になる。
毎回、アシスタントと受講生が変わるので、新鮮な気持ちで取り組めている。
講義ではシラバスを作る必要があるので、そこが今まで私がやってきたイベントとは企画の仕方が異なる。学習目標を考えて企画に落とすところは、実はそれほど違いを感じない。
大学の講義を考える際、一番難しいと思ったのは、参加者の人数やレディネスが読めないことである。大学の講義では必修でない場合、履修希望者が変動する。もしプロジェクト型学習をやろうとするならば、そこが悩ましい部分になる。読めないので、初日にはそれをひたすら受講者から聞きまくることにしている。
人数がどうあっても運営できるのだけれど、それでも、想定していた雰囲気と違うことには多少動揺する。そういう自分も含めて、面白いなあと思う。
楽しいと思えることが仕事になっている、という状況。