2つで1つ

最近、忙しかった。

学校の行事があったので単純作業の楽しさを感じた。実は単純作業は嫌いじゃない。頭を空っぽにして没頭することが爽快だから。誰よりもスピーディーに作業を完遂する、みたいなことが昔から好きだ。中学のときは印刷した資料を全校生徒分綴るという作業が好きだった。

 

でも、作業の合間には新しい原稿を書き、原稿を校正し、試験問題をつくり、会議の回答書を書いていた。新しい企画も考えていた。そして、ジムも行ったし映画も見たし、barも行ったし、漫画も読んだ。今日17時までの原稿締切は飛ばしてしまうんじゃないかと昨夜は思っていたが、いろいろやりくりしてさっき出した。

 

いろいろなことが混ざり合い、2つで1つになっている。そんな気がした。

私が単純作業を案外好むのは、単純作業には熟達化プロセスが詰まっており、知的活動に転換できとてもおもしろいからだと思う。作業を通じて、良いリフレクションができることを実感している。

 

1個の殻に2個の卵が入っている、必ず入っているという不思議な卵をもらった。確かに、他の卵より殻が大きい。

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