夏休みのレポート

もっと本当はいろいろ考えていることがあるし、楽しいことも考えているのだけれど、どうしても疑問に思ったので先にここにメモしておく。 以前、自由研究を出す先生は自由研究とは何かを知っているのかというような問題提起をするblog記事があった。夏休みに…

歩いていくこと

久々に熟睡した気がする。 あまりにこの数日、いろいろなものを見ていろいろなことを感じ、考えたのでどこから手をつけていいかわからない。やっとタイプするくらいに身体が回復した。(この数日に会った人を掴まえて饒舌に語ってしまってすみません、あれは…

パンドラの箱

子育てをしていると、自分の過去に向き合う必要が出てくるので、猛烈な吐き気や不快感に襲われるときがある。職員室や教室、学校行事といったものに触れると、フラッシュバックしてくる嫌な想いがあり、本当にへろへろになる。 私は何を青年期に考えていたの…

ハードル走

子育ては時間体力の消耗が激しいけれど、生き直すような感覚があり面白いところもある。なんてゆっくり進むのだろうと、なんでそんなこともつまずくのだろうと、信じられない気持ちになりつつも、まあ昨日より今日は進んでいるのだなあと思いながら、それを…

一人でいるの好きなんだけど

境界線が難しい問題っていうがある。 一人呑みしている人が誘い待ち、っていう誤解があるなら、困ったことだ。 1人で居酒屋に座って飲んだらアウトっていうなら、女性が行ける場所もできる行動もすごく制約されると思う。私は1人でいるのが結構好きなので、…

2つで1つ

最近、忙しかった。 学校の行事があったので単純作業の楽しさを感じた。実は単純作業は嫌いじゃない。頭を空っぽにして没頭することが爽快だから。誰よりもスピーディーに作業を完遂する、みたいなことが昔から好きだ。中学のときは印刷した資料を全校生徒分…

すれ違う一日

自分で持ち込み話をまとめたワークショップを今度の火曜日に開催する。その準備を詰めていた。 今回、これまで私のプロジェクトを支えてきてくれたとある若いワークショップ実践者をいろいろな人に紹介しようと、アシスタントがてらトークする時間も盛り込ん…

彼岸/此岸

空港に着いた。明日までにやらねばならないことがあるのだが、その前に覚えているうちにと言い訳して書いている。 日常と非日常の境目をさまようのが旅だと説明して、あなたはわかってくれるだろうか。私にとっての非日常である土地で、誰かがしっかりと日常…

贈り物

贈り物というのは、思いついた時にひょいっとするのがかっこいいものなので、なんとかの日みたいなのは野暮だなあと思う。 しかし、全くやらないよりも「日」にやった方がいいという概念もあって、だからこの世にはいろんな「日」が設定されている。 金曜日…

いつもの木曜日

連休が終わって心底ほっとしている。 授業で声を出すと気持ちがすっきりするし、1コマ1コマ終わっていく度に、達成感がある。書物には書物のやりがいがあるのだけれど、行き詰まったり集中できなかったりしても、授業というのはパンクチュアルにやってくる。…

苦しみは続く

博士課程に行くとか、研究者になるとかいうのは、苦しみの連続だ。 かっこいいとか憧れるとかそんなものでもないよなあという気がする。 (勿論、知的な苦しみではあるので、部外者からすれば苦しんでいる姿がかっこいいということはありうる。) とりあえず…

世代間格差

年長者から、「いい加減メールでのやりとりはやめなさい、そのうち大失敗しますよ」「わかったら私へのメールはやめなさい」と言われた。 しかし、私の職種ではメールが一般的だと私は思ってきたので、うーんと思っている。 私は電話はとれないことがあるの…

嗅覚とフットワーク

金曜日午後に京都入りし土曜日最終便で大阪から東京に帰ります。 詰め込んでしまうのが癖で、なかなか治りません。大阪に見たい活動があり、それを知って前日に京都で研究会を企画しました。行きたいところに仕事を創る、というポリシーで20歳くらいからやっ…

とりあえず新学期

慌ただしく新年度がスタート。 今年から6コマ担当で週4授業、私至上最多のコマ数ですが、残すところ1日にして、まあ目処が経ちました。履修者の顔を見るまで、結構不安なのですが、そこを抜けると楽しくなります。

調理室、1年をふりかえって

はりねずみの調理室は、今日で1年が経ちました。 2016年4月から初めて、通算276記事を書きました。 harinezumi-recipe.hatenadiary.com 書き始めた当初は、離れて暮らす息子に、自分がきちんと暮らしていることをふわっと伝えられるようにと、将来彼が一人暮…

言葉にならない

知人の個展を観に行った。 春休み最終日ということで、暇そうにしている息子も呼び出した。息子は、「花見とギャラリー」に行こうと誘ったらひどくつまらなそうで、暗い顔をして現れた。 桜は近所で見たし、絵は苦手だという。 確かに、何度か美術館に連れて…

終身雇用に思うこと

テニュアという言葉は、大学院に行ってから知った。大学等の高等教育における教職員の終身雇用資格の意味らしい。 私は、大学院に行くまで、定年が関係ある仕事に就くことを考えたことがなかった。自営業も、作家も、芸術家も、政治家も、定年って多分なくて…

他人目に晒す

一昨年度は、身の丈を越えたプロジェクトに挑戦する年でした。 昨年度は、今までやってきたことを整理し丁寧に顕実に土台を固める年でした。 今年度は、勇気と希望を持って、さらに新しいところに踏み出していきたいと思っています。 新刊はamazon他、「現在…

新刊出ました

新しい概念を打ち出したという意味では単著より苦しかったし、ある意味嬉しいかもしれないです。素直に、現時点で私ができる最大限背伸びした仕事なので、ひとりでも多くの方に、手にとっていただきたい本です。 「ラーニングフルエイジング」とは何か:超高…

生き延びる力

今日は、大阪から青春18切符で東京に帰っている。 私1人ならばこんなことはしないのだが、息子が一緒なのでそのようにしている。 seisyun.tabiris.com 2人で新幹線移動はお金がかかるし、2人で移動すれば強制的に運命共同体なので会話をするし、プリミティブ…

迫間にて

大阪の西成・釜ヶ崎と言って、わかる方がどのくらいいるのかわからない。 少なくとも、私は、こういった街のその存在を、大学生まで知らなかった。 matome.naver.jp 今日は、大阪で研究会に参加したので、以前から気になっていた西成のココルームに宿泊して…

ららららららら

映画を週一映画館で観る、そういう生活をしたいと本気で思っている。去年は結構頑張った。23、24歳までのペースに戻したい。 映画だけではなく、物事を深く理解したい場合は、集中的にシャワーのような摂取をする中で膨大な差異反復でメタ視点を得るのが一番…

覚悟の証

大変悩んだ末、高校の時買ったホルンを手放すことにした。 左が息子のトランペット。右が私のホルンである。 ホルトンH179、状態は良好。しかし大学以降、実家に置いたままこの楽器を吹く機会はなく過ごした。息子がトランペットを買いたいと言ったとき、下…

分かれ道

もう、悩んでも迷っても決めるのは自分だし、相談する人もそんなにいないんだよね。こうやっていろんな選択を乗り越えて、責任をとっていくんだなあと。 壮大な背景を書くためには本を書くのが良い。論文には紙幅の関係でそれを十分に書くことができない。論…

今を生きよう

旧友がミュージカル好きでライブをするというので、息子と観に行った。 英語がわからないと、感じが伝わらなかったかもしれないが。 それでもライブMCでタイトルの説明があったので、少しは選曲の意図が息子にもわかったのではないだろうか。ライブのタイト…

学会の歩き方

学会参加の醍醐味の一つは、ロールモデルを探すことかもしれない。 大学院に入った頃、自分がやりたいことと他人がやっていること(他人のやってきたこと)との関係性がいまひとつわからなかった。自分の関心のあることを扱っている人はいないようだったし、…

難しいことを易しく

昨日は、自分が所属していない学会から講演依頼をいただき、1時間お話してきました。テーマは、ワークショップおよびワークショップデザインについてなので、目下取り組んでいる研究とは一見異なって思われる方もあるかもしれません。しかし、実は、私が修士…

はじめての

お世話になっている出版社の方から、連句会にお招きいただきました。 「レンク?」という状態だったので、そんなことできるかなあとは思ったのですが、信頼している方からのお誘いはスケジュールが合えば受ける、というルールを作っているので参加するという…

時を忘れて

何時間喋っていても、あまり疲れないという日がある。翌日、喉が痛いことで、気がつく。ああしゃべり続けたんだなあということを。 つい最近もそういうことがあって、1対1で、7時間喋り続けていたっぽくて、翌日、起きたら声が出なかった。バランスがおかし…

思想の自由に思うこと

親とものの考え方が違うというのは、昔から感じていたことなのだが、反論できるロジックを持たない10代の頃は黙ってやり過ごすしかなかった。あるいは、親の恩恵を受けて育てられているという時代に、思想の違いに言及することは、タブーだと思っていたかも…

ひきこもごも

2月3月ともなると、あのひとはあっちに、このひとはこっちにという時期になります。私の身の回りでも、いろいろと移動がありそうです。もっともこれは日本特有なので、海外だと8月〜9月が人が移動する時期でしょうか。 新しいところに行くのはこわいと思って…

バレンタイン大作戦

すったもんだありましたが、息子を学校に送り届けました。いつでもいいよと思いながら、気になる日があり。なんとかそこに間に合わないかなあと思っていた気持ちがあったかもしれないです。 学年末試験も大事だけど、始業式に居るのが当たり前だけど。でも、…

不安とのつきあい方

明日は早起きなので、書いている場合ではないと思いつつ。でも、書いておきたかった。明日、また大きな出来事があったら、すっと消えてしまいそうな、今日の感動を。 先日、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもだち』という映画を息子と観た。(この日記は、ほ…

冬眠

来る春の嵐に備えて、ただいま、冬眠中です。 写真は、原美術館で開催された、篠山紀信展 「快楽の館」で、唯一撮影可能エリアだった庭にて撮ったものです。最終日である2017年1月9日来訪しました。閉館までいたら、篠山氏も見かけました。 ところで。例えば…

久しぶりにシャネルの口紅を買った。 真っ赤な口紅を買った。 それって、案外見破られるものなんだなという気がした。 いつも赤い口紅をつけているのに、それでも、なんだか今日は違うのだろう。 それはきっと、私が違ったのだろう。 赤い口紅を買ってきた私…

時の単位

今日はどうか、昨日はどうか。 そういうことの積み重ねの先に明日があることは間違いない。けれど、大きな仕事をするということは、少しだけ、時の読み方を変えることでもある気がする。 先日、ご縁があって、とある企業の研究会で講演をさせていただく機会…

学際・協働

2月1日から、東京大学大学院情報学環の客員研究員に、再びなることになりました。 実は、これは私にとって、とても嬉しかったのですが、理由はいくつかあって (1)教育学の人ではない人(で、気になっていた人)から声がかかったこと (2)重要かつ興味のあ…

生きるため

私は気づいちゃったんだ。 100人の人に、「君、賢そうだねえ。」と言われるよりも 1人の人に、「君ともっと話がしたい。」と言われることが人生面白いことを。 1000人の人と名刺交換をしても、 10人の人と共に議論し、仕事ができなければ寂しいことを。 その…

本を編むまで

嵐のような日のあとは、僅かでも1人の時間をつくり、自分を振り返っておきたいと思います。今日は、私が本を書くようになったところから、今までのことについてを。 私はこれまで何冊の本を読んできたか検討もつきません。他人の部屋に行くとつい本棚に目が…

参加と協働

引き続き、「参加」という概念をめぐって議論をしています。 harinezuminomori.net 読書会では、FBグループを作っており、そこに私は昨日このような投稿をしました。 昨日から考えていたのは、「どこからが『参加』?」ということです。この指とーまれ、とや…

卵構造に思うこと

一昨日の朝、お風呂に浸かりながらずっと、卵料理の難しさについて考えていた。 検索してみるとこんな記事が出てきた。 www.lifehacker.jp 読んで、個々の料理が難しい点は書かれていた。 しかし、本質的な難しさはどこにあるか考えると、卵には構造があって…

読書会。あるいは、私はなぜ学校に通ったか。

学校に行かない息子の話を先日書いた。 私は、彼に「学校に行く理由」を明確に説明することができない。 私自身には、学校に行く理由は特に無かった。しかし、私には学校に行くことに明確な目的があった。それは、「私は大学に行く」だった。 手前の学校を全…

大人なので判らない

君は何故書くのかと言われたら、書かなければ生きていけないのだと答えよう。 思春期の子供と関わるようになり、幾度となく思い出される映画がある。『大人は判ってくれない』、フランソワ・トリュフォーの名作である。彼はこれを25歳で撮った。私はこれを19…

信頼預金

少し状況を言っておかないと、後で困るかもしれないので。 だからといって配慮してくださいなど思っていないけれど。 息子が学校に行かない。予定が狂い時間が大幅に読めない状態。はっきり言って、相当消耗していて身体がピンチ。成績を期日内につけようと…

どっちつかず

悪い夢を見続けている。様々な人と別れていく夢だ。 子供の頃から疑問なのだけど。 あの子と仲良くしたら他の子と仲良く出来ないとか、 父と話すと母が嫌な顔をするとか、 あの人と交際したらこっちの人とも出かけると怒られるとか、 大切な人と暮らすなら別…

やり抜く力 、やっていく力

まとまりがないのですが、最近考えていることを書きます。 子供のころ、「やればできる、できるまでやる」という標語を掲げている担任がいて、とても疎ましく思っていました。彼女の思想は、できることをゴールにしているので、やっていること自体が評価され…

100年は長いのか

今日は私の受け持つ今学期最後の講義だった。今日は「成人と学習/成人教育論」という授業の補講があった。 補講は成績評価の対象から外すという規定があり、結果として参加人数が少ないものなので、今日は少しエキストラカリキュラム的に、この本を題材にし…

0から1を創る

0から何かを生み出す力、その達成感を大学生の間に味わってもらいたいと思い、授業をしている。大学という、ある種、安全網が張られた環境の中で、自分の限界まで闘ってほしい。 水曜日は、持っている授業のうち2コマが最終講義だった。着任3年目、私の担当…

人生について

疲れているので手短に書こう。 帰り道、駅のホームで温かいお茶を買おうと自販機のボタンを押したら、コーンポタージュの缶が出てきたとする。いや、出てきたんだ。 電車はもうホームに入ってこようとしている。これに乗らなければ次は10分待つんだから乗ら…

誘う口実

これは、エミリア・ロマーニャ式のコトレッタである。びっくりするくらい美味しい。しかしカロリー爆弾だと思うので1人で食べることは薦められない。 通常のカツレツに生ハムとチーズをかけるものだ。私はこれを昨年食べたとき、息子に食べさせたいと思った…