大切な人を嫌いにならないために

この件について考えるのは、そろそろ今日を境に終わりにしたい、とか思っている。書いてしまえばすっきりするかなと。

 

セクシュアルハラスメントを受けた際、私の場合しんどいのは、それを相談した、あるいは告白した相手に黙られることかもなと思った。はっきり怒りを覚えるのではなく、じわりじわりとくる、信頼の瓦解が、一番きつい。

 

ハラスメント というのは誰も幸せになれない話で、聞いた人すら辛く、悲しく、やるせない気持ちになったり、あるいは対応に頭を抱えたりするものだと思う。

 

私自身、人生に曇り無しと言えるわけでは毛頭無く、反省すること、あのときああしていればと思うこともある。

 

もし身近な人がセクシュアルハラスメント について打ち明けてきたら、それはその発言だけでも沢山の迷いと鬱屈の後に、振り絞ってなされたものだと思うので、黙って流さないでほしいと思う。大変だったね、でもいい。おつかれさまでもいい。立場がある人は返す言葉が難しいのはわかる。でも、言い分があることはわかった、くらいでも、無視されるよりはマシだ。

 

私は他人の悩みを聴けるほど優しくはないけれど、おつかれさま、頑張ったね、と言える強さは持てる人になりたい。

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