QDAソフト

“QDAソフト” と呼ばれているものがある。

質的データを分析するソフトのこと。

日本語で使えるものもいくつかある。敢えて、ソフト名や参考書籍名についてここでは触れない。検索するといろいろ出てくる。

 

こういうものの存在を識ったのは、実験やインタビューで得られた発話データを(ソフト無しで)質的分析をし投稿論文を書いた後だった。某共同研究で、情報通信に関わる企業の方や認知心理学の研究者の方と一緒にお仕事していた際、会議で聴いた。興味があるメーカーのものは結構お値段が高い。それもあって、まだ使ったことがない。

(会社などで使っている方、研究者で使っている方などに、いろいろ具体的な感想を教えてもらいたいなあと思っている。)

 

追記:情報を寄せていただいたのと、無料体験版を使ってみればいいんだということに気づきました。。。。ありがとうございます、今やっていることがひと段落、落ち着いたらやってみよう

 

私はこれまで、データを読み込んで整理する過程でそれが頭に入ってくるものだ、と、複数の人から教わってきた。そのため、「研究のどの段階で」このソフトを使うことでどのくらい分析が簡便化されるのか、あまりぴんときていない。

 

ここで「段階」と書いたのは、研究進捗における段階という意味もあるが、その人が質的データ分析に対してどのくらい経験値があるか、という段階でもある気がする。

 

質的データをソフト無しで分析したことがある人は、こういうものを使うとおおよその方向性を掴むことには役立ちそうな気はする。何より、某大なデータから焦点を絞っていく手段の一つとしては、関心がある。そもそも何ができるのか。使ったことがない状態ではなんとも言えない。だから、触ってみることができる機会があればいいなあ、と思っている。

 

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あと、これに関してずっと素朴な疑問で言い出せなかったこと。

“QDAソフト”の “QDA” とは Qualitative Data Analysis(質的データ分析)の略なのだが、量的データ分析は Quantitative Data Analysisになるから、それでも「Qから始まる」んだよな。。。。。