構内のエスカレーターですれちがいざま、大きな声で「◯◯先生！」とフルネームで呼ばれた。見覚えのある顔だったが、すぐに思い出せない。ああ、髪の色が違う。
赤や緑と賑やかな髪だった青年が、真っ黒になっていた。
私：「ああ、髪が違うのか」
学生：「やばいっすよねー。」
それしか交わさなかったが、明るい表情。1年間、担当した学生が、今は就活か、教育実習前か。いずれにせよ、大学生は髪の色を変え、新しい人生のステージに向かっていく。
毎年のことだが、面白いなあと思ってみている。
気がつけば、大学生と私の年の差はダブルスコアになった。
眼の前を通過していく学生たち、構内で見送る私達。
人生のどこかで、授業の中での1シーンを思い出すかどうか。
すべての学生とは言わないけれど、何人かの学生が思い出す、そんな授業にできればいいなと思っている。
パソコンの中を整理したら、急に、論文を書きたい気持ちが湧き上がってきた。頓挫していたり、遅々として進まないものがあったりするのだが、これらを文字にしてどんどん出す時期にしようと思った。
今は新規データ取得に出るタイミングではない。対人でデータを取ることの多い研究なので、元気でないとスタートすべきではない。
また発熱してる、つらい。
さいきん、仕事してる以外はだいたい寝ている。心身ともにだるい。
明日は待ちに待った日なはずなのに。 待っていないから熱が出るのか、考え過ぎて熱が出るのか。 いずれにしても、大事だと思いすぎないことが大事。たぶん、そのくらいにしておかないと、もたない。大人になると、仕事以外で他人と親しくなることが減ります。
そんな中で、ひょんなことから通い始めた料理教室で知り合ったご夫婦と、まだお付き合いがあります。新しい出会いは、人生を豊かにします。仕事ばかりでは、よくありませんね。
久しぶりにお会いしてランチをしました。お祝いと言われびっくりしました。昇進祝いだそうです。4月に昇進したのも、すっかり忘れていました。今年度も、既に2ヶ月も経ってしまいました。
料理教室自体は、いまは開催がお休み、再開されるのは待ち遠しいですが、実際には難しいのかもしれません。ただ、記憶の中に、大事な思い出として残ると思います。
最近、素敵なご夫婦と出会うことがあり、少し眩しく思います。まあ、隣の芝生が青いだけかもしれません。
入院している間、時間がありすぎた。
よく、過活動の傾向があると言われるのだけれど、どこをどう休めていいのか、いまひとつわからないというのは、ずっと思っていることである。
息継ぎができないまま、ずっと泳いでいる感じかもしれない。
再発する可能性が高い病ですと言われると、まあ、そこそこ落ち込むわけで。
あれもこれもね。
出産を病院でしなかった私は、入院は2回目になります。
点滴は刺されるのも含め嫌いではないので、入院自体は最初テンション高めで楽しかったのですが、看護師さんの様子や他の患者さんの様子を見ていて、だんだん気持ちが沈み、病人になっていくなあと過程にびっくりしました。
そして、帰宅して、自分で調理できるとよいですね。入院中の食事が、炭水化物多め、塩分油分控えめだったので、まだちょっと変な感じです。よく考えられた病院食も、なかなか面白かったのですが、日々記録するほど、気がまわりませんでした。あと、退院するとき初めて、主治医が無茶苦茶、かっこいい先生だったことに気づいてしまいました。なんにも見えてないくらい、やっぱり、体調悪かったんだなと思います。
