とある市民講座2回目終了。受講者は殆ど高齢者、80過ぎまで。向学心はみな強い。しかし、モチベーションもバックグラウンドもかなり違う。大人になると、本当にばらばらになっていく。高齢といえど、年齢も違う、受けた教育も走ってきた時代も違うわけだ。
1回目よりは、参加者がわかる分、用意が出来た。一方で、自分から発言してくださいというフェーズを作ったときの難しさがすごい。普段、地域のコミュニティカフェで話している高齢者と、いろいろなギャップを感じる。
前より手ごたえはあるものの、学習観の違いも根深い感じ。「いろいろな話を聞いたが、(自分のこととなると)よくわからない」という反応の人も。自分がどんな風に老いたいかのイメージを持ち、そこに至るために何が必要か次回までに考えてみましょう、という宿題を出したが、どうだろう。
餌付けのような教育ではないことを目指しているのだが。身体的な特徴もいろいろ差異があり、集団で学習支援することが向いているのかも悩ましい。
因みに写真は母方の墓。