参加意識

本格的に入試シーズンに入った。

私はこれから諸業務にあたる。

細かいことは書かない(多分言うべきじゃない)けれど、この業務に従事すると自分が組織の中の1人になったんだなあということを実感する。

 

普段会ったことのない同僚教員(ざっと100人はいそう、もっとかなあ)と数十人の職員とお弁当仕出しのスタッフとがキャラバンのように仕事をする。

全てが終わると自然と拍手が起こる。奇妙だった。

 

ロボットがやってもいいような作業なんだけどこれを人間がすることの意味って何かなと思って過ごした。これは、祭りのようなもので、参加意識を高める仕掛け(作戦)なのかもしれないなあとぼんやり思った。高級弁当が出るのもその一環だろう。

 

高学歴な人々が大量に集まって、何も考えずに狭い空間でひたすら単純作業を6〜8時間行う。その過程で様々な雑念が取り払われていき、次第に同僚と会話が生まれる。

 

次第に頭の中が空っぽになる。こんな日は何か、他のこともしなければと、帰ってきてからおもいっきり遊んだ。これで明日も頑張れる。