今期は、法医学ミステリーの『アンナチュラル』が圧倒的だなあ。
―死と向き合うことは、生と向き合うこと―
シナリオが丁寧。『逃げるは恥だが役に立つ』『重版出来!』『空飛ぶ広報室』の野木亜紀子さん。これはどんどん跳ねるだろう。私はバリバリ働くキャラを得意とする石川さとみさん推しだけれど、秘密を抱えた相方の男性もいい。主題歌は、今グイグイ来ている米津玄師さんの「Lemon」。
『anone』の脚本は『カルテット』の坂本裕二さんなので期待したけれど、暗いし、大人の御伽噺っぽく雰囲気つくりすぎ。野島伸司的な世界観踏襲しているのがミエミエ。これがシンプルでまっすぐな演技しかしない、影を感じさせてくれない主演女優に、はまってない感じ。
『99.9』は、少し闘う相手が組織になってきた感じで全シリーズより重めになってきたなという。
他だと『トドメの接吻』がキャストと設定重視で見てしまう。ばかばかしいけど、『もみ消して冬:我が家の問題なかったことに』も、キャスト力。覚悟を持って臨んだ『あなたのことはそれほど』以降パワーアップしている波瑠さんが、姉としてドSでいい。
これ以外も録画しているけれどぱっとしないなあ。『相棒』つまらない、『カクホの女』はそれなり。『海月姫』『BG』つまらなくて見てられなかった。
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