博論の構造図を考え始めた頃。博士課程1年の4月。
指導教員との研究相談で「構造図をホワイトボードに描いてみて」と言われ。
描けなくて。
「私には、森さんにとって何がわからないのかがわからない」というようなコメントをもらい。
「『私には、森さんにとって何がわからないのかがわからない』ということを、そうなってしまうということを覚えておいてください」と言われ。「今のうちに、これから、あなたがどうやってわかるようになったのかをきちんと覚えておいてください」と言われ。
私はそのとき、この言葉を忘れないようにしようと誓ったのでした。