そういえば、御神籤を年始にひいたことを思い出した。
願望:思いのまま調う
待人:早く来たる
失物:人の助ありて出づる
旅行:いずれに行きてもさわりなし
学業:あわてずあせらずなせば成就
毎日、ジェットコースターのような人生を!と思って生きているわけだけれど。子どもの頃から生き急いでいると言われてきたけれど。この物語の結末はどうなるのだろう。
日に日に、小説を書きたい欲求が増す。脚本よりは小説かなあ。そもそも映画つくりたくて、塩田明彦監督に、ありふれた題材ではなくと言われ、そのためにはいろんな人生が必要と思って、それでなんとなくここまで生きてる。そろそろありふれたものを愛しく書ける気がする。食えない本業に戻るべきなのかもしれない。
人目につかない暗い森の奥の沼のようなところで、ひんやりとしたその感触を楽しみながら、ずぶずぶと沈んでいくような、そんな終わり方も物語としては嫌いではない。
問題は、誰を主人公にするかということ。