仕事がひと段落すると、途端に、ノスタルジックな気分になりくらくらする。
1週間、1か月、1年。
早く50歳になりたい。
仕事がひと段落すると、途端に、ノスタルジックな気分になりくらくらする。
1週間、1か月、1年。
早く50歳になりたい。
この秋は2本紀要を書いた。
頭の整理になった。
もう、誰もおつかれさまとか褒めてくれないので、終わったぞー、と自分で自分を癒やしてる。また次のやつにかからなきゃ。
慌たゞしい数日が終わってしまった。
でも、今回は、きちんと積み上がっていくような気がした。
もっと、穏やかに暮らしたい。
働きまくって、空虚さを埋め尽くしたい。
次があるのかは考えない。
さっきあったことも、今は昔。遠い想い出として、大事にしまわれる。
移ろう月日があれど、私は私、そして私の記憶は私だけのもの。誰にも邪魔されることはない。
苦しい人間関係は忘れて、楽に生きていきたい。
素晴らしいプロのせめぎ合いに立ち会う。
熱い。
この感動が共有できそうな人としか付き合えそうにない。
人生、なかなかシビアな方面に流れてしまった。
「美味い店の秋刀魚は美味いけど、実家の秋刀魚は美味くなかった。」なんて言われると、秋刀魚料理のハードルは上がってしまう。
私は、秋刀魚の塩焼きを、実家で食べた記憶がない。鯖の塩焼きも。どちらも大学生の時に定食屋で食べて、こんな美味しいものがあるのかと思った。
覚えていないだけなのかなあ。
私の実家では、いろいろとオーソドックスな家庭料理が出なくて、なんだか創作料理がたくさん出ていた。お洒落な料理は多かったが、本当に、印象に残る実家の味、が少ない。美味しかったとは思うのだが。器用な母だったのだろう。
私は消えていく日常を思い出せるよう、記録しているのかもしれない。
さて、焼き魚をやろうか、いま惹かれる秋刀魚ご飯をやろうか。
家では難しいのかなあ。