隠れるのがへた

切り出せなくて、勇気がなくて、

何度も息を飲んで、言葉を丸め込んで。

 

しまいにはそれを自分から言えなくなるように、

ぎっちり隙間なく詰めこんだもののなかに隠れようとする。

 

そういうときの自分がちょっと悔しい。

どうせ隠れることなんてできないのに。