評価を嫌わないで

「ワークショップは評価が大事。」

こう思ってもらえているので、気象庁からの案件は長く関係が続いているのだと思います。前任の方が会議に参加して、はっきりこう言ってくださったので助かりました。

 

「評価のデザイン」というのは面白い考え方です。何のために誰が何を評価するのかということを考えるのは、コンセプトをクリアにしていくのにも役立ちます。

 

例えば、普及させるための防災教育パッケージなら、プロセスで形成的に評価されるべきことには(1)参加者が学べるか、だけではなく、(2)未来のユーザー(担当してほしい自治体のみなさま)が使いやすい仕様か、というのも含まれていなければならないでしょう。

 

私にお仕事を依頼していただいた場合は、この辺をきっちりやらせていただきますし、この辺をどの関係者にも徹底して理解してもらえるようお話していきます。そこは手を抜くことはありません。研究者がワークショップデザインに関与する場合、いろいろなコミットのあり方があるとは思うのですが。私は、評価は、全てのひとのためにある、というスタンスでやっています。

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