ハワイに行きます

1月4日から、ハワイに行きます。

と言っても、バカンスではなく、国際会議です。

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http://hiceducation.org/

 

"Study of sustainable management systems in science cafes sponsored by universities"というタイトルで、昨年度まで科研でやっていた、サイエンスカフェ主催者に関する調査について話してきます。できるだけ授業に重ならないところにしたかったので、年始というタイミングでの開催に惹かれ、参加を決めました。

 

実は私、恥ずかしながら、海外で調査も授業もワークショップも講演も経験があるのに、国際会議への参加が初めてなのです。これはコンプレックスだったので、なんとかここで経験できてよかったという気持ちです。こうならないように院生をしている後輩には早めに行ってほしいです。お金があれば院生の間に行った方が良いと思うのです。働き始めると、途端に時間が制約されだすから。

 

行くべき時、行けるような研究をしている時に十分な費用を用意できなかったこと、行くと良い時期に子供のことでいろいろ難しかったこと、博論を書いていたこと。いや、すべては言い訳でしかなく、行くのが難しかったのではなく視線が外を向かなかった、それだけです。研究テーマに合う国際会議を見つけられないという言い訳もよくしていました。今は、教育ならなんでも!というような懐の広そうなところなら、私でも出せるじゃないかという開き直りがあります。

 

今年からはジェロントロジーとか生涯学習とか、そういうのがひっかかりそうなものを片っ端からリストアップして、行けるだけ行こうと思う次第です。研究費が続く限り(幸い今はあるので)。

 

ハワイはアメリカなので、元来アメリカ苦手意識の強い私には、どんより気分なのですが、一方で、P4C(philosophy for children :子どものための哲学)という教育実践が盛んだと聞いたことがあったので、どんな教育文化なのか興味がありました。年始という時期的に、今回小学校の実践は見られないだろうけれど、なぜハワイでそんなに哲学対話が普及しているのか、その片鱗が感じられたらいいなと。

 

初めてのハワイなのであれこれわからないことがあって、プラグの形状とか、ホテルまでのアクセスとか、付け焼き刃で今頃調べています。気温が高いので、夏服や日焼け止めを引っ張り出してスーツケースに入れなければ。髪が痛まないよう、メンテナンスするものを持っていかなければ。愛用のドライヤーは電圧の関係でNGです。

 

というわけで、1月8日夜遅くまで海外です。

基本的にはオンラインで連絡はつくはずですが。