私は、いつからだろうか、「昔の友達」に会うのが怖かった。
あれは同じクラスだったからたまたま。
あれは同じ部活だったから話していた。
あれは。あれは。
そんなことを考えて、偶然、物理的に居合わせたから毎日話していた(と思われる)学友を、遠ざけたかった。あれは価値観で繋がったのでも、関心で繋がったのでも、仕事で繋がったのでもない人たちで、今会ったらきっと、全ては幻想、きっとつまらなくてくだらないんだと思っていた(ごめん)。勿論、自分が相手につまらない奴と思われるかもと思っていた時期もある(それは大学院に入る前、特にかな)。
そんな気持ちを持っていた私に、いろいろな人が、久々話しかけてくれるようになるきっかけがFacebookだった。学生時代に話していた人もいれば、あんまり話していなかった(私の中ではあまり記憶がない)人もいる。私は、ものすごく薄情で、申し訳ないと思っている。
実は、昔から、何かを嗅ぎ分け、結構選んで人付き合いしてたっぽい(笑)
最近、出会い直した人との関わりの中で、思うことがある。
1.昔、喋っていたのは偶然じゃない。あの時から、面白そうな人、変な人、波長が合うとしか話してなかったんだ。
2.昔、疎遠だったとしても、きっかけがあれば出会い直せる。人生は長いから。
3.昔、興味が無かった人でも、変わっている場合もある。人生は、変化が多い方が面白い。もし自分が他人から「変わっていない」と言われたら絶望すべきだ。
古くて新しい出会いに感謝しています。
それにしても、他人のこと憶えてなすぎな私。