質問をすることは良いことだと基本的には考えています。
しかし、あれもこれも聞いて解決しようとする人には困惑します。
先日、友人のバーテンダーが、新人のバーテンダーに沢山質問をされ、自分で調べて考えてみてほしいということを言ったという話を聞きました。今はインターネットでささっと調べて解決しようとする人が多いけれど、自分たちの頃は事典やらカクテルブックやらを片っ端から読んで考えて学んだというようなエピソードもありました。
友人のバーテンダーから学ぶことも多いです。どの業界でも似たところがあります。質問魔が悪いわけではないのです。問題は、何を聞いて何を考えるかだと思います。
教員という仕事をしていると、少なからず、「教えてちゃん(くん)」に出会います。※学生とは限りません。こういう人は、時間をとって会ったときにも、大した計画もない状態で雑談することを要求してきたり、挙げ句の果てには、自分の代わりに私の頭を使わせようとします。
知識の出し惜しみをする気はありませんが、時間と体力は限られているので、大切な人のために使いたいのです。私は、ただでさえ、他の人より消耗が激しいので、休みが必要です。私が応えたくなるような質問をしてください!!
➡質的調査法におけるインタビュー法の学習はその一助になりますよ ♫
★質問はgive and take ではなく、win-win であるといいものです。
★突飛でも稚拙でも仮説があると聴いていて楽しくなりますね ♫
問い方の洗練ということを、学ぶ機会を、初等教育〜高等教育の中で、作っていく必要があるのではないかと思いました。