"発信しなければ存在していないことになってしまう。”
そんな家庭で育ちました。
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私はワークショップを告知することと開催報告をアーカイブすることにも大変情熱を持っており、それは実践そのものと同じくらい重要なことだと考えている。ワークショップは消え物なので、もちろん、参加した人の心の中に残るものだと信じてはいても、何か書き残したい、撮影しておきたいという気持ちがある。準備からその後までを残したいのだ。これは「実践者の不安」を軽減する上でも重要な働きがあると考えている。
そうはいっても無償でやっている活動についてはなかなか手が回らないこともあるのだが、<ラーニングフルエイジング>プロジェクトに関しては、かなり意識的にアーカイブを頑張っていこうと思っていた。実践者同士が情報交換したり刺激しあったり学び合ったりというプラットフォームができればいいなと考えていた。
私は元来、強運の持ち主である。
でも、それが単なる偶然ではないことを自分が一番良く知っている。
活動の記録というのをこまめに残していくことにより、思わぬところから声がかかったり新しい関係性が生まれたり、古い縁が復活したりするのである。そういう経験則を次は形として導入していく。
今日も、「森さんの仕事を**先生に話したら会ってみたいと言っているので時間をつくれませんか」という話と「知人の◎◎さんから活動を聞きました、私は斯く斯く然々をやっておりまして‥」という話がMessageで飛んできた。
私は人見知りで自分から話しかけに行くのは苦手なので、人づてに縁ができていくようにいろいろなものをいろんなところに「置いておく」のだと思う。