溢れる

私は友達が多い方ではない。しかしながら、相談ができる交遊関係に恵まれている。そういう人と積極的に関われるような自分でありたいと思ってきた。数少ない相手を大事に思っている。大事に想うという気持ちの根っこには、愛があると思う。

愛というのは溢れているものである。自分が他人を大事に想えないのにその人が自分の大事な話を聞いてくれると思うのは、おこがましい。自分の鑑であるところの他人を愛することで、自分を愛することができる。

 

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友達が多くないのはきっと仕方ないことだ。