同志社大学「コモンズカフェ」でホスト役をしてきた

同志社大学にはすごいラーニングコモンズがあるらしい。

とは聞いたことがあった。

 

そこに偶然、いや、奇遇にもお仕事でお招きいただいた。

同志社大学ラーニングコモンズでこれからカフェイベント「コモンズカフェ」が始まるらしい。そのキックオフ、第一回目のホスト役をしてほしいというお仕事依頼だった。ゲストは村田学長、ホストをした後に私からカフェイベントのデザイン、そこで起きうる学習についても話すという企画。

 

この仕事の依頼、きっかけは 大学教育学会@北大でUTalkのマニュアルについて発表したことのようである。

お声かけいただいた 教職員の方々は非常に熱く、その場にいてとても楽しかった。

写真は著作権の処理など必要かもしれないのでまだUPできないが、とても良い雰囲気で、途絶えることなく参加学生から質問が続いた。

 

宛先がイメージできる仕事は少ないが、それでもどこかに届いていることがわかるといいなあと思った。

10年後に還ってきたい大学。まさにそのコンセプトは理解できる。学長の話にはうなずけることが多かった。

イベント開始直前、学長から私は何を話したらいいですか?と言われたとき、「大学のビジョンではなく、ご自身の研究者としてのキャリア、同志社大学で学ばれた頃のエピソード、ご自身が学生に望まれることなどお話ください」と言った。「それは難しいなあー」と言われたが、それをさらっとお願いしてしまう私。私はそういう時、非常にタフだ。だってUTalkでやっているようにやろうと、いつも通りにやろうと決めて来たんだ。この頑固さが凶と出るケースもあるが、おそらく研究者としては、凶を越えて吉に転ぶ。

 

さらっとお願いし、さらっと応じてくださったのには感銘を受けた。参加学生にもそのスピード感(確実に即興)は伝わっただろう。いっさい台本なし、仕込み質問なし。対話が本気。周囲ヒヤヒヤしてたかも、いいや、そんなの。

 

カフェイベント終了後に、食事をしながらコモンズ設置の経緯をヒアリングさせていただいた。ここでのやり取りのスピードにも興奮、とても勉強になった。

ショーンの省察的実践家だよねという話になって、職員の方とシンクロした感じがあった。2015年2月私の博論は単著で書籍になるのだけれど、刊行後読んでいただける人、、、もしかして実は教育工学や教育心理学以外にもニーズがあるのか?という予感がした。本で人とつながれたら。それは子供の頃自分が描いていた夢がまた一つ実現する感じでとても嬉しい。

 

最近、図書館やアクティブラーニングについて勉強する機会が増えている。仕事をしているというより日々勉強という感。何もかも楽しくって!