子ども時代と、プレゼンのこと。

昨日から今日にかけてがめまぐるしかった。昨日は〆切だった原稿をsubmitし、それからすぐに、とある公募案件についてアイディアを練った。幸い、この5年の間に情報収集していたテーマではあったので、すぐにいくつかの可能性を検討することはできた。来週にかけて案を詰めたり拡げたりして良いものにする予定。

今日の昼間には、就職の決まった知人のお祝いをし、様々な話をすることもできてよかった。FLEDGEの学生だった人だ。彼はこれからどんどん、FLEDGEDとして活動していくことだろう。楽しみだ。

 

それから、夕方からは山内先生とタクシーに乗ってとあるパーティーに出かけた。私は先生と乗り物に乗るのが大好きだ。まず、乗り物が好きだし、移動中は気分がリラックスして、小さな空間の中で面白い話ができることが多い。距離が縮まるので車は良い。電車やバスも、特殊な雰囲気がある。いろいろなことが、移動中に決まる気がする。

 

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ふと、人生初のプレゼンのことについて思い出していた。

 

最初に提案書を書いたのは、幼稚園の時、たぶん5歳だ。近所のパン工場が火事で焼けて、その後をどういう展開にするかという話が出ていたとき、子どもとお母さんがそれぞれ自分の友達と活動しながらも近くに居られるカフェスペースにするといいというプレゼンをしにいった。何よりも、母が原稿を書いている傍でパンを食べたり遊んだりしたかったので、そういう場所が家の近くにできるといいと思っていたからである。

 

絵を描いて、店員さんに説明し、そして近所にはベーカリーカフェなるものができた。私は嬉しかったけれど、提案に描いた、本があって遊べる絨毯のスペースは実現しなかったのでそこは残念だった。それ以来、カフェにはこだわっている。

 

なんでもプレゼン、案件を持ち込まないと駄目である。

案を持ち込んで交渉すれば、小学校の校則も減ったし、部活も新しくできたし、図書室に検索用の目録もできたし。

 

課題を見つけて提案しまくるというのが、自分が楽しく生きる上で必須なのである。提案しにくい空気のところに行くと、少しつまらなく思うのかもしれない。その点、大学はいろいろな提案ができる。研究にするための実行力は努力して身につければいいので、とても楽しい職場である。