映画『ローマ法王の休日』を見てきた。

ここのところ、映画をよく見ている。

今日は、シネコンっぽくないところに行ってローマ法王の休日を見てきた。

http://romahouou.gaga.ne.jp/

"選出されたくないという願いもむなしく選ばれてしまった新しいローマ法王が、大観衆へ向けた就任演説直前にローマの街に逃げ出すハートウォーミングなコメディ。”

 

好き嫌いがあるかもしれないが、私はとてもおもしろく思った。

そして、何よりも、終わったあとも、いろいろ考えさせられた。

すっきり抜け切らない感じがあってよかった。作り手が計算したオチに見る側の心身がもっていかれない。そもそも、作り手のオチが見え易くない。目的があけすけでない。

目的に向かって手段を選ばない音効・演出のある映画は、その瞬間落涙してもあまり主題が記憶に残らないように思う。

 

そういう意味で、カット割りも過激でなく、歌詞の入った曲も多用してない(メインに据えた曲は主題にリンクしている)こういう映画は好きだ。

 

何より今日の気分に合っていた。

そして一緒に見た人がテーマに合っていてよかった。

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どうでもいいことをつい書いてしまった。まあ、映画は、見るか作るかに限る。