"優秀な女性"

"東京大学では、「東京大学アクション・プラン2005-2008」の2006年改訂版以来、「次世代育成支援及び男女共同参画のための環境整備」を掲げている。うち「女性研究者支援の推進」に関して付属説明版では、依然として本学の女性研究者の割合が低いことに言及し、優秀な女性が研究者への進路を選択し研究を継続することを促すような、女性研究者への包括的支援を行う全学的な取組が必要であるとしている。”

 

男女共同参画加速のための宣言」について 

http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_210304_j.html

 

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私って "優秀な女性" なんですっ、と胸を張って言うつもりはない(そんなこと自分で言える人ばかりではないのでは)。

ただ、、研究者を続けたいんだよなあ。この仕事が好きなんだ。とても。

 

ここに、少なくとも私のなかに、ちょっとした難しさが生じている。

優秀だったら続けてもいいんだよ、と言われている気がする。

常に自分は優秀なのか?という問いを自分に突き刺してきた。

 

優秀であらねばならなかったのである。

好きなことを、続けるために、続けてもいいんだよと自分に言うために。

 

何よりも、私は私に対して後ろめたいのだろう。

私は自分に自信がないのだ。

本当にあなたは優秀なのか?と。

さもなくば、研究なんてやめてしまえと。


 

でも、こうも思うのである。

研究以外のことをして、生きていたくない。

 

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不安なんて持ったらダメだよってことだとでも思っておくか。