「人−人」的はたらきかた

なぜ見つけたのか忘れたが、購読しているblogの1つに「フランス帰りシェフの田舎暮らし」というのものがある。

monsieur0204.hatenablog.jp

ここに、このようなことが買いてあった。

自分の周りにもフランスに長く滞在してきた料理人がたくさんいますが、帰国して長く日本で生活しているとまた日本的な考え方に染まってしまう気がします。日本の飲食業は拘束時間が長いですし、休みもフランスに比べたら少ないです。そんな中で良い料理のアイディアも浮かばない気がします。

これらの事項を遂行するには、今のような働き方が最適です。夏、冬はリゾート(夏は軽井沢、冬は白馬)で働いてしっかり稼ぎ、空いた時間は農業にフランス旅行。まだまだ改善の余地はたくさんありますが、それらもやりながら少しずつ直していけたらと思っています。

 

はたらきかたに正解なんて無いけれど、これはすごくわかりやすい。私はこういう考え方が好きだ。

私が結局、今、研究職を選び大学に勤務している理由も、拘束時間(授業、会議、入試)の圧倒的な少なさにあるように思う。拘束されていない時間が、はたらいていない時間なのではない。他の時間は自由に考え、依頼された案件を受けるもよし、自分で仕事を立ち上げるもよしなのだ。私の場合、もうじき冬休み。その後は長い春休みに入るので、その間にどのような研究活動ができるかの準備をせっせとしている。それが12月、12月は春につながっている助走期間である。

 

彼の料理が食べてみたい。でも、どこで食べられるのかわからない。

まあ、きっと、そのうちどこかで情報が掴めるだろう。客もそんな感じで、「人−人」でつながっている。そう思ってこういうところに書いているのもある。

そしてやっぱりこういう記事を読むと、コンスタントに発信できる人は強い、という気がしてしまう。売文家でなくとも、文が書けるということは、もはや仕事をつくるのだ。

 

f:id:hari_nezumi:20171210181734p:plain