変わること

あと3時間で本日が終了、というところで今日締切だった校正を思い出し、やって返した。他には何か締切だったものはないだろうか?いつになく、妙に(穏やかな)日曜日だったが。

 

週末を空けていたが諸事情・台風ということもあり遠出が無くなり、昨日の非常勤講師以降、細々とした作業をして過ごした。調理も沢山した。なにより、息子と進路の話をしたり、息子の秋・冬の服を買いに行った。病院に常備薬をもらいに行って、修理に出していたブーツも取ってきた。毎日のルーティンからこぼれ落ちがちな、しかしきっと大切な何かをした。

 

「デザインの魂は細部に宿る」という言説がある。

日常の質も細部を大事にすることで上がる気もする。細部を細とせず幹に繰り込んでしまうようなダイナミックな改変を行うといい。システム自体の見直しが必要だ。

 

2010年冬、私は鬱になって入院したことがある。実は私、神経質で考え方が細かいので気が滅入りやすい。しかし、もう同じ理由で入院することは無いのではないかと思っている。なぜならば、経験したことで兆候に気がつくことができるし、それを外に排出してしまう仕組みを作っているからだ。さらに、苦手な人間関係や苦手な現象が起きた場合は距離を取ることにもしている。

 

ダイナミックなシステムの改変というのはそういうことだ。人生はいつからでも遅いということはなく、常にシステムの見直しを必要としている。変わることを恐れてはいけない。変わったと言われることもまた、恐れない。

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