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覚悟の証

大変悩んだ末、高校の時買ったホルンを手放すことにした。

左が息子のトランペット。右が私のホルンである。

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ホルトンH179、状態は良好。しかし大学以降、実家に置いたままこの楽器を吹く機会はなく過ごした。息子がトランペットを買いたいと言ったとき、下取りに出すことも考え、一度査定したが、メンテナンスしてもう一度吹くかと思った。

 

しかし、秋、メンテナンス後の楽器が届いてからも、私がこの楽器を吹く機会は無かった。忙しかった。そう言ってしまえば簡単なのだが、よくよく考えてみると、どうしても吹きたいならば無理やりでも機会をつくるわけだ。つまり、今の私には、楽器を吹くことよりもしたいこと、大事なことがあるということ。

 

それに気づいてしまったので、いてもたってもいられなくなった。この楽器を、どうしても吹きたくてたまらない、大事に使ってくれそうな誰かに渡したい。

 

息子の楽器を買う際に、足繁く通った楽器店があった。まだどの楽器をやりたいかも決まっていなかった息子に、それぞれの楽器の良さやキャラクターを話す店長の姿に興味を持った。聞けば、ほぼ吹奏楽にある楽器は全て経験しているという。それぞれの楽器の魅力とちょっとネガティブな面をも知るからこその接客にプロを感じた。

秋、そのスタッフが名古屋に移籍してしまったと知り、今回、彼に楽器を託すことにした。大事なものを預けるので、人を選びたかった。だから楽器は名古屋まで送った。

 

本日、査定結果を受け取り、十分納得できたので承諾した。

迷いなく、自分のやるべきことをやっていこうと思った。そして、楽器を吹くことはしばらく息子に任せることにする。数々の演奏活動を観に行けることを心待ちにしている。

 

そして、次に楽器を買うときは何にしようか、と、今から少し楽しみである。