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研究合宿@湯河原

<ラーニングフルエイジング>プロジェクト事務局の和泉裕之さんと一緒に、山の奥にひっそりたっている研修施設に来ました。JST-RISTEX「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域平成27年度領域合宿に1泊2日で参加しています。三井物産人材開発センターというところにいます。立派な会議室です。

 

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RISTEX領域合宿2日目の研究についてのディスカッション方法、やり方が面白いので自分も機会があれば試してみたいと思います。

 

①事前課題
既に実施されている8プロジェクトが、現在のプロジェクトで(得られた/得られそうな知見)について、
a.世界的で普遍的にあてはまる
b.アジア特に日本で普遍的にあてはまる
c.括弧内の地域類型にあてはまる
d.特定の条件を満たす地域にあてはまる
e.その他
にチェックしアンケートを提出

②当日課題
合宿参加者全員(8プロジェクト+5プロジェクト企画調査のメンバー)が下記どれかに挙手
ア.新鮮である。私も知らなかったし、世の中も知らなかったと思う
イ.私は気付いていたが、世の中にはあまり知られてないと思う
ウ.正しいと思うが、比較的一般的な知見ではないかと思う
エ.何らかの限定のもとでのみ成立する命題だと思う
オ.誤っていると思う(具体的に…)

③質疑

 

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次は、「持続可能な多世代共創社会のデザイン」領域における、2016年2月1日現在の5つのリサーチクエスチョンについての全体ディスカッションに移ります(ローリング方式)。

Q1. 持続可能な社会の実現につとって、どのような多世代的なアプローチが有効か?どのような問題に何故有効なのか?
Q2. 特に若い世代(子供、学生、若年単身者、子育て世代等)にとって、多世代共創的活動に参加するためのインセンティブにはどのようなものが考えられるか?
Q.3仮に多世代共創的活動の中で、持続可能な社会の実現にとって効果があるものがあるのに、一部の世代に十分なインセンティブがないことが障壁となっている場合に、参加の制度化などに向けて、どのような制度設計が考えられるか?
Q.4自然科学系の新技術(情報技術を含む、潜在的技術を含む)は多世代共創のあり方にどのような影響があり、それが持続可能な社会の実現にとってどのような含意を持つのか?
Q.5多世代共創的活動は人々の意識にどのような変化をもたらすか?そのような意識変化は持続可能な社会の実現にとってどのような含意があるか?

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私のいる「持続可能な多世代共創社会のデザイン」領域では、プロジェクト発表や名簿を見た感じでは、教育研究の専門家は私(たち)以外にいないようです(私 のチームも完全な学際、混成チームです)。しかしながら、この領域の達成したいビジョンに対して、教育学や教育工学がなせること・なしうることは沢山ある ように、改めて思いました。一方で、RISTEXのことを知っている教育関係の研究同僚は多くないようなので、もっと沢山の方にこういった研究機関がある ことを知ってもらえたらいいなと思いました。

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今日は午後からは、SFCの渡辺先生が代表をされているプロジェクトのサイトビジットをします。 

www.ristex.jp

サイトビジットという考え方も、RISTEXの特徴で、非常に興味深い研究支援のように思います。

 

サイトビジットとは、プログラムマネジメントチームが、プロジェクトが実際に研究開発を実施している現場を訪問し、プロジェクトと一体になって研究開発に関する意見交換を行うことです。
サイトビジットでは、研究に協力いただいている現場を見学したり、現場関係者の声を聞いたりします。ときに、プロジェクトの活動を身をもって体験します。 そして、プロジェクトの議論に参加して意見交換を行います。サイトビジットを積極的に行うことで、まずは、プロジェクトが実施することをしっかりと共有で きます。プロジェクトの状況(進捗や問題点など)を適切に把握できます。また、意見交換や助言を行い、問題点を一緒に解決できるようになります。プロジェ クトとの親睦が深まり、さらなる一体感を持ちながら、研究開発が進んでいきます。