仕事捗る

年度末最後のBIGイベントが終了。駒場で梶谷先生のお招き、UTCPワークショップ「ラーニングフルエイジング:超高齢社会における学びの可能性」。

普段、自分企画が多いので、呼ばれるイベントは多くない。私は人見知りなので、そんなに前に出るのは得意ではない。しかし、今回、話す内容には自信があったので怖くはなかった。これまで何年も考えてきたことを、今の身の丈で出すだけなので、話し方がうまい方でないのは知っているけれど、でも怖くはなかった。

 

駒場でのUTCPワークショップの後、聞きに来てくださったJST−RISTEX領域アドバイザーとの面談。領域アドバイザーか らの言葉は大変ためになった。帰り道、「RISTEXはあなたに向いているんじゃない?」というアドバイザーからの言葉に、改めて学際研究・社会実 験、自分には合っているんだなと実感した。教育工学とか教育心理学の学会にだけでかけていると、「教育」というアプローチをすることは善みたいな感じで、何もその大前提が議論されることはない。しかし、社会にある課題を解決しましょう、どうするかという話においては、「その課題は教育で!」と言うためには、それを説得していくプロセスが必要になる。大きな予算の中で、教育にお金を割いてくださいというためには、それを門外漢の方々に説明するロジックがいる。

こういったことを、コメントやサイトビジットを通じて学ばせてくれるRISTEXは、本当に面白いコミュニティだと思う。沢山の方に支えられながら研究を進めていける境遇に感謝している。JST−RISTEX領域合宿が今から楽しみである。

 

よく働き&よく遊び。面談を終えダッシュで新宿へ。お仕事をご一緒している女優さん(Ayumi Tomiyama)が出る舞台があるので、新宿眼科画廊に行った。歌舞伎町の奥にある不思議なスペース。『鵺的第一短編集』(http://www.nueteki.org/#!news/cq8o) というお芝居を観た。小劇場は迫力がある。今日は今までで一番小さな会場で、しかも二列目真ん中だったので、物語の中に入り込ん だような錯覚があった。テーマも、多様な関係性・恋愛(LGBT、近親愛)だったのでいろいろ考えるところもあり。

後輩の研究ファシリテーターになったことをきっかけに、舞台に立つことと学び、について考えることになった。そこで月1本は舞台を観ることに決めた。だんだん、面白く思うポイントが変わってきた感じがしている。

 

働く、遊ぶ。偏在する学び。