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旅は憂鬱から始まる

これから出発の準備と思っているところで、二日前に肺炎の診断を受ける。

息苦しいなと思いながら支度をしていると息子が財布と鍵を失くし警察に保護される。

まじかと思って対応していると、職場の同僚に不幸があり1週間忌引と知らされる。これはイコール1週間分の手配を考えなければならないということである。

 

いつも出発前ばたばたしている。明日からご旅行ですね楽しんできてくださいと言われ、申し訳ないけれど少々いらっとする。

旅だから楽しいということはない。むしろ出発前はたいてい、行きたくないなあと思っている。行くということが含意するのは、現在の文脈の切断である。

切断の先には面白いことが待っているのだということを経験的には知っているのだけれど、それでも、忘れ物をしないように支度するとか、通貨とか、だいぶ面倒だ。

国境があるのが面倒だ、パスポートが面倒だ。

 

いっそ、メインバンクを新生銀行に変えてしまうか。