プロとの仕事

とある仕事についての条件交渉をした際、先方が言った言葉。

「プロの仕事をきちんと見せます」

 

私はその一言を目の前で聞いたので細かくは聞かず時間はたっぷりあることを伝えてその場を去った。

 

コンセプトを伝え、相手の役割を伝え、いかに重要でこけることが許されない現場かということを伝え、予算を伝え、制約を伝え、不測の点を伝え。

 

そして、後は任せると伝えた。私は、任せると言ったら任せなければならない。そこで何が起きても自分たちが何を言われても、それは、私の問題だ。

 

プロを仕事に招いた場合、私にできることはタイムキープだけだ。

 

任せると言ったらあれこれを指示してはいけないと思う。プロフェッショナルの前では、その後に次ぐ言葉は大抵、蛇足だ。相手に質問されたことにだけ答えていれば良いと思う。

 

「おまかせください」と言えることに憧れる。私も頑張ろうと思った。