「あなたが死んでなお残るものはなんでしょう」

先日、日本科学未来館に行ってきた。

 

個人的には常設展示が面白かった。プラネタリウムも行けたし、1000円でかなり十分楽しめた、という感じである。(ただ、平日に行って空いていたから楽しめたのかもなとも思う。)

 職業病なのか、未来館でもカフェの机の高さや椅子の大きさ、数などをチェックしていた。ボランティアの人にどのくらい続けているのか聞いたり。そこが私にとっては面白いと思えることなのだから、仕方ない。

仕事と遊びの区別とかよく分からない。まあ、ノンフォーマルラーニングが関心の対象ってことは、つまり、そういうことなのだ。

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特別展示がちょっと周りで話題になっていたので、一応、300円プラスしてそれも見られるチケットにした。

企画展「世界の終わりのものがたり~もはや逃れられない73の問い」

思考を促すための問いが並んでおり、それに付随する展示があるというもの。

このやり方はすぐにでも自分の授業やワークショップに取り入れられそう、とか思いながら見て回った。

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この展示の中に

「あなたが死んでなお残るものはなんでしょう」

という質問があった。

 

論文は死んでも残るから、だから研究をしたいと思ったんだったなあ、

ということを思い出した。(それが8年前の大学院進学の動機です。)

 

そんなことを思い出して、ふと soclaのボランティアにエントリーしてしまった。当選するかわからないけど。なんとなく。

※夏休みに高校生がFacebookを使って進路について考えるというのが「Socla」プロジェクトである。大人のサポーターを募集していたのでエントリーしてみたという次第。

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私にとって、未来との関わり方っていうのはなんだろうと考えて。未来って突然出現するわけではないから、私にとっての未来は、今でしかないなと。つまり、今をきちんと生きることだけが、それこそが未来そのものなのだろうなあ、と思ったのでした。

 

また、明日も、きちんと生きよう。