2011-11-26 女優 だってすきなんだもん。 どんなにつらくてもそばにいたいんだもん。 泣き顔で振り向きざまに叫ぶ、この台詞の破壊力たるや。 このシーンを演じているのが、深田恭子、だからこその情感。 すなわち、彼女は「芹菜」ではなく、「女優:深田恭子」なのだ。 女優とは不思議な仕事だよなって思う。 からだを張っている。魂は売っていない。 美しく、たくましい。 淑女のように、時には娼婦のように。 最近の深田恭子の演技を見ていると、アンナ・カリーナを思い出す。