敬意を払って筋を通す

最近、大学生との飲み会に行ったとき。

「君何歳?」とか「あなたは何年生?」とか、浪人したしないとかそんなことをすごく言っているのを聞いた。

そういう時代私にもあったんだっけ?思い出せない。とりあえず、できることとできないことに、学年での差を感じたことはあまりない。

習ったか習ってないかというのはあるのかもしれない。だったら自分でやってしまえばいいし、習うのもいいだろう。

基本的には個人の問題かなと思う。

もしかしたら、学校という制度の中では学年が気になるのかもしれない。会社もそう?入社何年目とか?

 

研究者の場合、論文書くときは、誰が書いたものか分からない状態(ブラインド)で査読をされる。

例えば、7歳下の院生が書いても私が書いても同じ査読プロセスで判断されるということである。

だから、年も学年も、敢えて気にしない。気にしないでコメントをするのが私の、相手に対する最大限の敬意なのだ。

これは仕事として外に出せるものか、その基準で考える。それが私の、筋を通す、ということ。

 

「ガチで議論をすることは、なんとなください」みたいな雰囲気があるんだとしたら、それは残念だなあ。