大人の孤独

blogを楽しみにしているとかなんとなく読んでしまうとか言ってくださる方もあり、それがさほど対面関係がない方である場合もあり。でも、そういうことを言われたとしても、これを書いているのは私が私のために、であるというスタンスは変わらない。 私は最近…

賢さは何処にあるのか

賢さとは何なのでしょうか。 博士課程に行って大学に勤めてよかったと思ったのは、賢いことはアイデンティティにならない、賢いことは人間のデフォルトであると思えたことです。 大学で働くと、ふらふらっと歩けば「賢い人」に当たります。 やっと息ができる…

別な人生

何処の所属の何を生業にしている誰なのか。 それを問われず、名前すら好きに名乗れ、ただひたすらそこで何をしたかだけが判断され問われる世界にいると、まるで別人になれたような気持ちになる。 全く違う人生をいくつか演じ分けていくような。

話すこと

私は話すことが苦手だ。 包み隠さず全てを話したい衝動に駆られることがある。しかし、ひとは往々にして、全てを聴きたいとは思っていない。 つまり、全てを語ることは話者のエゴである場合がある。 これに気づいたのは小学生の時で、私はお喋りをする相手を…

誰かといること

今年春ごろ、息子が不登校だったときに、しょうがないので仕事行く先々に同伴していたわけだが、一応行く場所は選んでいたつもりで。 ここに行ったらもしかしたら何か感じるかもしれないなあと思って連れて行った場所のひとつが、西成のココルームだった。そ…

夏休みのレポート

もっと本当はいろいろ考えていることがあるし、楽しいことも考えているのだけれど、どうしても疑問に思ったので先にここにメモしておく。 以前、自由研究を出す先生は自由研究とは何かを知っているのかというような問題提起をするblog記事があった。夏休みに…

歩いていくこと

久々に熟睡した気がする。 あまりにこの数日、いろいろなものを見ていろいろなことを感じ、考えたのでどこから手をつけていいかわからない。やっとタイプするくらいに身体が回復した。(この数日に会った人を掴まえて饒舌に語ってしまってすみません、あれは…

パンドラの箱

子育てをしていると、自分の過去に向き合う必要が出てくるので、猛烈な吐き気や不快感に襲われるときがある。職員室や教室、学校行事といったものに触れると、フラッシュバックしてくる嫌な想いがあり、本当にへろへろになる。 私は何を青年期に考えていたの…

ハードル走

子育ては時間体力の消耗が激しいけれど、生き直すような感覚があり面白いところもある。なんてゆっくり進むのだろうと、なんでそんなこともつまずくのだろうと、信じられない気持ちになりつつも、まあ昨日より今日は進んでいるのだなあと思いながら、それを…

一人でいるの好きなんだけど

境界線が難しい問題っていうがある。 一人呑みしている人が誘い待ち、っていう誤解があるなら、困ったことだ。 1人で居酒屋に座って飲んだらアウトっていうなら、女性が行ける場所もできる行動もすごく制約されると思う。私は1人でいるのが結構好きなので、…

2つで1つ

最近、忙しかった。 学校の行事があったので単純作業の楽しさを感じた。実は単純作業は嫌いじゃない。頭を空っぽにして没頭することが爽快だから。誰よりもスピーディーに作業を完遂する、みたいなことが昔から好きだ。中学のときは印刷した資料を全校生徒分…

すれ違う一日

自分で持ち込み話をまとめたワークショップを今度の火曜日に開催する。その準備を詰めていた。 今回、これまで私のプロジェクトを支えてきてくれたとある若いワークショップ実践者をいろいろな人に紹介しようと、アシスタントがてらトークする時間も盛り込ん…

彼岸/此岸

空港に着いた。明日までにやらねばならないことがあるのだが、その前に覚えているうちにと言い訳して書いている。 日常と非日常の境目をさまようのが旅だと説明して、あなたはわかってくれるだろうか。私にとっての非日常である土地で、誰かがしっかりと日常…

贈り物

贈り物というのは、思いついた時にひょいっとするのがかっこいいものなので、なんとかの日みたいなのは野暮だなあと思う。 しかし、全くやらないよりも「日」にやった方がいいという概念もあって、だからこの世にはいろんな「日」が設定されている。 金曜日…

いつもの木曜日

連休が終わって心底ほっとしている。 授業で声を出すと気持ちがすっきりするし、1コマ1コマ終わっていく度に、達成感がある。書物には書物のやりがいがあるのだけれど、行き詰まったり集中できなかったりしても、授業というのはパンクチュアルにやってくる。…

苦しみは続く

博士課程に行くとか、研究者になるとかいうのは、苦しみの連続だ。 かっこいいとか憧れるとかそんなものでもないよなあという気がする。 (勿論、知的な苦しみではあるので、部外者からすれば苦しんでいる姿がかっこいいということはありうる。) とりあえず…

世代間格差

年長者から、「いい加減メールでのやりとりはやめなさい、そのうち大失敗しますよ」「わかったら私へのメールはやめなさい」と言われた。 しかし、私の職種ではメールが一般的だと私は思ってきたので、うーんと思っている。 私は電話はとれないことがあるの…

嗅覚とフットワーク

金曜日午後に京都入りし土曜日最終便で大阪から東京に帰ります。 詰め込んでしまうのが癖で、なかなか治りません。大阪に見たい活動があり、それを知って前日に京都で研究会を企画しました。行きたいところに仕事を創る、というポリシーで20歳くらいからやっ…

とりあえず新学期

慌ただしく新年度がスタート。 今年から6コマ担当で週4授業、私至上最多のコマ数ですが、残すところ1日にして、まあ目処が経ちました。履修者の顔を見るまで、結構不安なのですが、そこを抜けると楽しくなります。

調理室、1年をふりかえって

はりねずみの調理室は、今日で1年が経ちました。 2016年4月から初めて、通算276記事を書きました。 harinezumi-recipe.hatenadiary.com 書き始めた当初は、離れて暮らす息子に、自分がきちんと暮らしていることをふわっと伝えられるようにと、将来彼が一人暮…

言葉にならない

知人の個展を観に行った。 春休み最終日ということで、暇そうにしている息子も呼び出した。息子は、「花見とギャラリー」に行こうと誘ったらひどくつまらなそうで、暗い顔をして現れた。 桜は近所で見たし、絵は苦手だという。 確かに、何度か美術館に連れて…

終身雇用に思うこと

テニュアという言葉は、大学院に行ってから知った。大学等の高等教育における教職員の終身雇用資格の意味らしい。 私は、大学院に行くまで、定年が関係ある仕事に就くことを考えたことがなかった。自営業も、作家も、芸術家も、政治家も、定年って多分なくて…

他人目に晒す

一昨年度は、身の丈を越えたプロジェクトに挑戦する年でした。 昨年度は、今までやってきたことを整理し丁寧に顕実に土台を固める年でした。 今年度は、勇気と希望を持って、さらに新しいところに踏み出していきたいと思っています。 新刊はamazon他、「現在…

新刊出ました

新しい概念を打ち出したという意味では単著より苦しかったし、ある意味嬉しいかもしれないです。素直に、現時点で私ができる最大限背伸びした仕事なので、ひとりでも多くの方に、手にとっていただきたい本です。 「ラーニングフルエイジング」とは何か:超高…

生き延びる力

今日は、大阪から青春18切符で東京に帰っている。 私1人ならばこんなことはしないのだが、息子が一緒なのでそのようにしている。 seisyun.tabiris.com 2人で新幹線移動はお金がかかるし、2人で移動すれば強制的に運命共同体なので会話をするし、プリミティブ…

迫間にて

大阪の西成・釜ヶ崎と言って、わかる方がどのくらいいるのかわからない。 少なくとも、私は、こういった街のその存在を、大学生まで知らなかった。 matome.naver.jp 今日は、大阪で研究会に参加したので、以前から気になっていた西成のココルームに宿泊して…

ららららららら

映画を週一映画館で観る、そういう生活をしたいと本気で思っている。去年は結構頑張った。23、24歳までのペースに戻したい。 映画だけではなく、物事を深く理解したい場合は、集中的にシャワーのような摂取をする中で膨大な差異反復でメタ視点を得るのが一番…

覚悟の証

大変悩んだ末、高校の時買ったホルンを手放すことにした。 左が息子のトランペット。右が私のホルンである。 ホルトンH179、状態は良好。しかし大学以降、実家に置いたままこの楽器を吹く機会はなく過ごした。息子がトランペットを買いたいと言ったとき、下…

分かれ道

もう、悩んでも迷っても決めるのは自分だし、相談する人もそんなにいないんだよね。こうやっていろんな選択を乗り越えて、責任をとっていくんだなあと。 壮大な背景を書くためには本を書くのが良い。論文には紙幅の関係でそれを十分に書くことができない。論…

今を生きよう

旧友がミュージカル好きでライブをするというので、息子と観に行った。 英語がわからないと、感じが伝わらなかったかもしれないが。 それでもライブMCでタイトルの説明があったので、少しは選曲の意図が息子にもわかったのではないだろうか。ライブのタイト…