トンネルが長い

どうせだめなんだよなあ… という気持ちのまま生きているところがあって。

 
頑張っても報われない人がいることを、いつも気にしていたら
生きているの辛くなっちゃうんだよ… ほんとに。
そのこと、忘れてやっているんだよ。

 

だめであったほうが都合がいい、みたいな生存戦略を取りがち。蔑まれている方が楽に生きられる気がしてしまう。だって、生まれたときからその存在が蔑まれる側にあるわけなので。こういうのがジェンダー論の真の敵なんでしょうね。でも、女性だからだけではなく、東京に生まれたとか、気質の問題とか、もう既にハンディキャップとしてカウントするとキリがないっていうか。そう捉えないのが大事!って高らかに言うのは勝手だけれど、実際にはいくつもの困りごとの中で暮らしているわけであって、仕事が手に入っても今でも、「運がよかっただけ」「ずるい」「中身がない」と思われているんだと鬱々する。それでも、そういう声があったとしても、仕事を失うことはやっぱりできなくて、それは家族がいるからっていうのもあるけれど、アイデンティティというか。生きていることができなくなってしまう気がする。

 

生きている限り、自転車操業みたいになってしまうのかしら。

 

よくないことばかり考えるのは、余計いろいろよくないというのもわかっていて。できることは認めてできないことは励ましてみたいな関係の人と付き合っていけるといいんだけれど、なかなか、人と人との闇というのはそういうことを赦してくれない。気晴らしをしては、闇に戻っている感じもある。

太陽は悪くない

締切が5月7日。仕方ないなと思ってとりあえず原稿を書いた。それを出さないと出張には行けないからだ。このあと、書類申請をすることになる。予算は確保できている。

 

ロンドンは大好きだ。いっつも曇っているし、頻繁に雨が降る。みんな雨に慣れていて、傘をささない。東京で傘をさしていないとバカなの?みたいな顔をされるけれど、私は傘をさすのが好きではない。傘をまっすぐさすのは難しい。子供の時、傘をさすのが下手だと訓練された。さしてもずぶ濡れになる。あんまり良い印象がない。

 

本当は8月まるまるとか、イギリスに居たい。でも、それもいろいろあれかなあとは思う。なんというか、そこそこ、他人からの見え方が気になるのか。まあ、ああだこうだ言うひともいる。言われてもやってしまうのだけれど。

 

東京は暑いので仕事にならないっていう気持ちが大きい。日焼けしてしまうし、汗で肌が負けてしまうので、夏は本当に面倒で好きじゃない。太陽が憎いわけではないけれど、どちらかというと白くて薄くて弱い皮膚のせいである。肌を褒められることが多いのだが、気難しい皮膚に幼少期から悩まされてきているので不思議な気持ちになる。

 

ちなみに東京は、雹が降ったそうだ。おかしな天気である。