丁寧に生きる

とりあえず元気にしています。

人に話ができたり、いろいろなことを信じたりできるレベルには回復しました。

査読もしました。書類も書きました。

なにより、連休で使い尽くした食糧を、スーパーで補充しました。鮪のアラが安かったので、これからツナを作りますかね。

サーモンと鮪のアラを焼きました。ちゃんと作ると自己肯定感上がります。新しく、お椀をいただき、生活が向上した感じがします。本当は漆器もいろいろ見たいですが、やりたいことがあり過ぎて回りません。

 

早く味噌教室も行きたいし。そろそろ息子の外泊許可が出ると思うので、一緒に小旅行したいです。

 

いつでも私は待っているということを、大事な人には、丁寧に、形を伴い、きちんと伝えていかなければなりません。

f:id:hari_nezumi:20180512210946j:image

学校嫌い

今日から息子は院内学級が始まる。なぜか、始まるその日が、年二回程度の授業参観日と重なっており、幸い私は大学の研究日なので病院へ。働く親は、なかなか来れないだろうなあ。

 

私は学校が嫌いなので、授業参観に行くと考えただけで気鬱で、今朝は吐いた。

なぜ学校が嫌いなのか、よくわからないけれど、とにかく行きたくないのだ。

 

息子は学校に行けないと不登校、と言われる。では、参観日や行事に拒否反応がある親は、なんなのだろう。

親がこんな感じなので、息子の学校生活についても興味が持てない。出来れば、学校の話は聞きたくない。ただ、息子は話がしたいのだと思うので、頑張って聴いている。当然、また吐き気がする。

ややこしい話である。

f:id:hari_nezumi:20180511103658j:image

初年次教育で気をつけている6つのこと

生活ががらりと変わる春。大学生が新しい学び舎で戸惑うことが少なくなるように、初年次のクラスでは、いくつか、他の授業とは異なる視点で留意していることがあります。今日はそれをご紹介します。

 

1. 大学内の設備や学習資源の活用方法を織り交ぜる

ガイダンスで設備の説明は受けていると思うのですが、授業が始まって具体的に聞くことができるのは、また違った意味を持つと思います。課題デザインの中に、学内の資源を活用しないとやりにくいようなものを入れ込むことや、学内ツアーも行います。

 

2.処理時間に対する自覚を促す

同じ資料を渡して何分で読み終わるか、文章作成課題をどのくらいで仕上げられるか、といった、作業時間を計測してもらい、教えてもらっています。優劣をつけるためではなく、どのくらいの作業にどのくらい時間が必要か、を本人も教員も把握する目的があります。少し読むのに時間かかる人は、ぎりぎりから予習を始めても終わらないでしょう。書くのが遅い人は、レポート提出が重なる時期のアルバイトシフトは考えた方が良さそうです。

 

3.教科書の音読を勧める

初年次では教科書を使っています。なんでもいいのですが、1冊、半期で本を使い倒すということが大事かなと思っているので、値段の高くないものを選んでいます。初見の文章、頭に入れるには余裕がある人は音読すると良いと勧めています。文章を書き慣れていない人にも、どこに読点を打つか、どの程度の長さで1文をまとめるか、などを学ぶ機会になります。文章訓練だけ別途やるのもいいのですが、宿題で教科書を読んでくるように指示しているわけですから、それを文章訓練にも活かすと良いですよと話しています。

 

4.知り合いをつくるきっかけをつくる

どうしてもやる気がでない時、欠席してしまった時。教員に相談してもらっても勿論いいのですが、知り合いが各授業に居ると心強いですよと話しています。高校までと違い、授業ごとに受講メンバーが違う中、ぽつんと座っているよりも、仲間を作って学ぶ方が効率的な場合もあります。私は、グループワークやペアワークを導入することで、話しかけやすいシーンを作っています。特に、1年のクラスでは、自己紹介の活動をプレゼンテーションの最も初歩の課題と捉え、ナラティブに自己を紹介するワーク、他人の情報を聴き取るワーク、他者をさらに他社に紹介する他己紹介ワーク、というのをやっています。

 

5.グループワークをやりすぎない

高校までは座学中心だったのに、大学に入って「アクティブラーニング」という言葉に悶々としてしまう話をよく耳にします。本来、学習者にアクティブになってもらえればいいので、初年次教育では、大学教育へにおける様々な形式に慣れてもらう意図をこめ、グループでの作業やペアでの作業は原則、90分の授業時間のうちの一部に抑えています(初年次ではないクラスでは必ずしもそうではありません)。

 

6.今やっている学習活動と何が関連しているかを説明する

人間は、意味のある活動だと思えた方が学習がしやすいようです。意味というのは難しくて、その時点で「ああ、本当に役に立っている」と思えることばかりではありません。そう思えないとき、ちょくちょくくじけてしまいがちです。そこで、今やっている活動と他の学習活動との位置関係を、意識して説明しながら進めるようにしています。

例えば、「今日やったこのペアワークは、前回の何と関連しているのか」ですとか、「これから出すレポート課題は、大学を出た後に行う何の活動と対応しているのか」ですとか、「今日学んだ方法は、カリキュラム終盤の最終課題のためのトレーニングになっている」といった話です。意味づけを自分で見つけられる人には余計なお世話かなとも思うのですが。

 

 

一般的な授業でのことはこちらに書きました。

harinezumi.hatenablog.com

 https://www.instagram.com/p/Be9PhwwgGPb/

ゆるゆる

「世界」は、やっぱり、そんなに甘くなかった。さもありなん。

私は、待つことにも慣れている。待たせた分、今度は私が待つのだ。

待つ相手がいるのは、実に幸せなことだと思う。

いつでも温かい場を用意し、かつ、好奇心旺盛で話題に事欠かない自分でいればよいのだ。

 

今日も大学に。やるべきことを、淡々と。そうすれば、また夏が来て、秋になる。

https://www.instagram.com/p/Bg1OA6jgH24/

 

移ろい

連休明け、鈍っていないか心配だったが、普通に授業できた。いや、普通以上、何年も繰り返していると、ここを板書しようとか、ここは拾ってケアしたいとか、意識的にできるようになる。毎年毎年、はじめましての学生が殆どだけれど、彼らが知らないことを伝え、これからに役立ててもらえるのは嬉しい。私にとっては、大切な時間だ。

 

2コマやって、出たら土砂降りにあい、ちょっと寒い。こうして、行きつ戻りつしながら、季節は巡っていく。

 

これから、シチリアのワイン生産者が参加するイベントに参加。イタリア語の先生と一緒に楽しむ。こちらも私にとっては大事な時間。人生を楽しんでいるなあと、よく思う。

 

私は、くよくよするけれど、長くくよくよすることがない。くよくよするのに飽きてしまうのだ。いつも、エネルギーが湧いてくる感じで、抑えるには少し、努力がいる。

 

きっと、ゲリラ豪雨に似ている。

f:id:hari_nezumi:20180507193305j:image

生き物に癒される

昔は猫と暮らしていた。

実家を出て以来、人間以外と暮らさなくなり久しい。だが、旅先で猫を見てから、ちょっと懐かしくなっている。でも、外出の多いライフスタイルに、ペットは合わないよなあと。

 

大阪の海遊館に行ってみた。8階からひたすら下りながら見ていく大水槽はなるほどなあと思った。解説もあまり掲示されておらず、ひたすら眼前を見よという感じ。

水族館とか動物園とか、結構好きなので、これからいろいろまわりたいなと思った。

f:id:hari_nezumi:20180506232709j:image

 

エイを触った。ぬるぬるしていた。

f:id:hari_nezumi:20180506232527j:image

おまたせ。

朝起きて思った。謝ろうか。

自分の気持ちを伝えようと。

 

私はいろいろ詰めが甘いし、あなたに甘えてもいたなと。これ逃したらもう会えないんじゃないかみたいなぎりぎりの気持ちが、昔よりちょっと薄らいでたかもしれない。そう、地震のとき、あれほど強く感じたことを。台風が来た日、会えなかった日のことを。手を伸ばせばそこにいる、そんな時以外は、いつも、突然、あなたを失う可能性を孕んでいることを。

 

 

でも、私は、少しだけ、甘えていたい。

それは、今、私には幸せな時間があって、そこにある幸せに安心していて、愛を身近に感じていて、自分をわかってもらえていると思えていて。待っててもらえると、ごめんと言いながらも、それ自体を嬉しいなと思う。待たせた相手を、より強く愛しく思う。もしかしたらあなたを、試すようなことをしているのかもしれない。つらい想いをさせたなら謝る。時間を奪ってしまっていることも。

 

私は、あなたがそこに居てくれたことに、いつも、ほっとしている。だからほんとは、あなたには、待っていてほしい。わがままで、待ち合わせが下手な私を。世界はそんなに甘くない、と、あなたは諭すかもしれないけれど。そして、不意にまた居なくなってしまうのかもしれないけれど。

 

f:id:hari_nezumi:20180505065626j:image